果物に彫刻による装飾を施したものです。素材はスイカ、メロン、
パイナップル、オレンジ、パパイヤなどの比較的皮が厚く加工しやすい硬さのものが中心になります。
フルーツカービングは、
タイのスコータイ王朝の時代の灯篭流しの儀式で、果物に装飾的な彫刻を施したのが始まりといわれています。起源は今から700年以上前のアユタヤ王朝にまでさかのぼります。その後カービングは宮中女性のたしなみとして、親から子へずっと受け継がれてきたと言われてきました。
カービング (Carving) とは、
彫刻のことです。趣味の木工芸彫刻を指すことが多いのですが、最近では彫る素材・対象によって名称が異なります。大別すると、素材名をつけて三次元的に装飾を施すためのカービングと、対象名をつけて対象物を立体的に真似て模型を作るカービングに大別できます。
「フルーツカービング」「ベジタブル・カービング」野菜を対象にしたカービングです、和食の飾り切りにも共通点があります。「ソープ・カービング 」「カービング・キャンドル」などがあります。素材の硬さは木材ほどではなく、カービング・ナイフ1本でも作り上げることができるため、最近ではその手軽さからカルチャースクールなど教室が開かれているようです。
対象名をつけて対象物を立体的に真似て模型を作るカービングとは、
「バード・カービング」「フィッシュ・カービング」などがあります。趣味の木工芸としてのカービングとして一般化しているものです。

